先輩社員にインタビュー07

東理沙

建設資材事業部

東 理沙(建築課/環境グループ)

出身大学院:熊本県立大学大学院 環境共生学研究科 卒

仕事内容について教えてください。
環境分野から建築物の設計に携わる、責任と意義ある仕事
建築物の省エネルギー計算を担当しています。設計事務所や建設会社からご依頼いただいた設計図面が、建築物省エネ法に適合しているかを判断する業務です。
省エネルギー性能の高い建築物は、人々の健康的・経済的な生活、環境への配慮にも繋がります。
よって、計算結果が省エネ基準に満たない場合、お客様である設計者の方々と相談をし、基準を達成するために最適な建設資材や断熱材、設備機器の検討・提案を行います。
時には図面を修正していただく必要もあり、お客様のご意向と法との兼ね合いが難しいですが、それがやりがいでもあります。
仕事を通して嬉しい・楽しいと感じる時はありますか?
お客様からの信頼を得たと実感したとき
省エネルギー計算業務では、工事着工の近い建物など、短い納期での作業が必要な仕事を依頼されることもあります。その際はお客様との打ち合わせに加え、部署内で連携を取り、できる限り迅速に計算資料を作成することに努めています。
その結果、「短い納期にも関わらず、丁寧なご対応ありがとうございます。また、御社にお願いします。」とのお言葉をいただけることもあります。
お客様から任され、信頼されていると感じ、とても嬉しく思います。 私たちは設計図面をもとにただ計算するだけではありません。
とにかく早い対応を必要とするお客様、省エネルギー計算について不安を抱え、詳細な説明を必要とするお客様など、それぞれのお客様に合わせた対応を考え、満足していただけることを心がけています。このような付加価値の高い対応ができるのは弊社の自慢の一つでもあります。
この会社を選んだ理由を何ですか?
環境に奉仕していけることと、この会社の「人」が決め手でした。
環境資源学を専攻し、大学院に進学したこともあり、何らかの形で環境に関わる仕事をしたい、という漠然とした考えを持っていました。
歴史の長い会社ですが、事業内容は常に一歩先を見据えており、この会社であれば社会の変化に対応した仕事ができると感じ、入社したいと思うようになりました。
一番の決め手となったのは、人事担当者の人柄や選考でお会いする社員の方々が親身に接してくださったことにより、自分がやりがいを持って働く姿を想像できたことです。
入社当初は不安なこともありましたが、先輩社員が業務について丁寧に教えてくださいますし、相談にも乗ってくださいます。
また、部署内・社内だけにとどまらず、グループ会社間での連携を活かすことができるのもこの会社の強みだと考えています。

学生へ一言お願いします

自身の専攻や得意分野にとらわれ過ぎず、幅広い業種を調べてみることが大切だと思います。
私自身の専攻も建築に深く関わるものではありませんが、企業研究を通して、この会社の省エネルギー計算という業種と出会いました。
就職活動はそれまで知らなかった業種の存在をたくさん知る機会にもなります。
興味のある会社の説明会には積極的に参加し、社員と実際に話してみることで、HP、パンフレットではわからない会社の雰囲気等も感じ取れるのではないかと思います。